地域区分と断熱性能等級の関係!あなたの地域はどの等級?

断熱性能等級の基準は、全国一律ではなく、地域によって異なります。日本全国は、気候の違いから8つの地域に区分されており、それぞれ異なる断熱基準が設定されています。ここでは、地域区分と断熱性能等級の関係について解説し、あなたの住む地域がどの等級に該当するのかを確認しましょう。まず、地域区分は、以下の通りです。1地域:北海道の一部2地域:北海道の大部分3地域:東北地方の一部4地域:東北地方の大部分、関東地方の一部、山梨県、長野県、岐阜県の一部5地域:関東地方の一部、新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県の一部、滋賀県、京都府、兵庫県の一部6地域:関東地方の一部、静岡県、愛知県、三重県、奈良県、和歌山県、兵庫県の一部、岡山県、広島県、香川県、徳島県、愛媛県7地域:福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県8地域:沖縄県それぞれの地域によって、求められる断熱性能が異なります。例えば、1地域のような寒冷地では、高い断熱性能が求められるため、断熱等級5以上が推奨されています。一方、8地域のような温暖地では、断熱等級4以上で十分な場合があります。あなたの住む地域がどの区分に該当するかは、国土交通省のホームページで確認することができます。また、住宅会社や工務店に相談すれば、あなたの住む地域に合った断熱等級を教えてくれます。地域区分を理解し、あなたの住む地域に合った断熱等級の住宅を選びましょう。断熱等級が高いほど、快適な住環境を実現することができますが、その分、建設コストも高くなる傾向があります。予算やライフスタイルに合わせて、適切な断熱等級を選びましょう。